産業お役立ちコラム
40代以降の歯のケアとは?
みなさんは、自分の歯に自信はありますか?歯の悩みは、年代で変化してきます。
幼少期の頃から30代位までは、虫歯ケアが優先されますが、35歳を超えると約8割が歯肉炎などの歯茎のトラブルを抱えるようになります。
【歯肉炎の恐ろしさ】
歯肉炎が進むことで歯と歯茎の隙間(歯周ポケット)が徐々に深くなり、進行すると、歯を支える骨(歯槽骨)が溶けて歯がぐらつく歯周炎となり、最終的には抜歯に至ってしまいます。
成人の歯の数は、4本の親知らずを除くと28本ですが、40代より減少し始め、65歳を過ぎたころには20本(自分の歯だけで食事ができる目安)を割り、85歳を超えると残っている歯は、わずか8.4本となるデータがでています。
歯を失うと、見た目や食事のしやすさに影響が出るため、若い頃からのケアが大切になってきます。
【歯肉に良い食事・栄養素とは?】
食事では、歯周病の予防としては、殺菌・抗菌パワーがある唾液を増やせる噛み応えのある食品がおすすめです。
食物繊維たっぷりの野菜や果物を日頃から食べるようにしましょう。(キノコ類、にんじん、小松菜、キャベツ、ブロッコリー、じゃがいも、豆類、りんご、みかんなど)
あわせて歯周病の原因菌の感染しないためには、抗酸化力を高めることが大切です。
※抗酸化栄養素で身体をサビつきから守って若々しく保つ3大ビタミン「ビタミンエース」を摂りましょう。
・ビタミンA(βカロテン)…緑黄色野菜。にんじん、ホウレン草・ピーマンなど
・ビタミンC…小松菜、ホウレン草、ピーマン、ブロッコリー、トマト、にんじん、じゃがいも、いちご、柿など
・ビタミンE…ナッツ類、うなぎ、かぼちゃ、アボカド、大豆製品など。
また、飲酒や喫煙も喫煙や飲酒も歯周病に悪い影響があるので、より注意が必要です。
日々の歯磨きに加えて、今日からすぐにでも心がけてみましょう。