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【管理栄養士のおススメ】最近よく聞く「GABA(ギャバ)」って何に良いのか知っていますか?

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GABAって何に良いの?

最近よく聞くGABA(ギャバ)って何かご存知ですか?

サプリメントでも売っているみたいだけど、聞いたことはあるけれど、どんな食材に含まれどの様な働きがあるのか詳しく把握している方は少ないのではないでしょうか。

■GABAの正体

GABAはγ(ガンマ)ーアミノ酪酸と呼ばれるアミノ酸の一種です。

私たちの脳や脊髄など中枢神経に多く存在して、その働きの一つに血管を弛緩させて血圧を下げる働きがあることが分かっています。食品ではしらすや発芽玄米、チョコレート、おから、発酵食品である漬物、キムチ、納豆などに含まれます。

もしかしたらチョコをきっかけでGABAを知った方も多いと思います。

■健康食品でも期待

GABAに期待される働きは健康食品まで広がり、「血圧が高めの方に適した食品」とした特定保健用食品や、「記憶力を向上する」や「睡眠の質の向上」、「目覚めをスッキリさせる」など記憶や睡眠に関する機能性表示食品も発売されています。期待する働きに合わせて取り入れてみるのも良いですね。

■食材でも効果あり?

もちろん食材にもGABAは含まれます。最近は生鮮食品で機能性表示食品を取得するものも増えてきました。GABAとして届出されている食材には、トマトやケール、もやしなどの野菜類、エノキ、果物ではグレープやメロン、バナナなどがあります。

GABAは水に溶ける性質があるため、そのまま食べられる料理がおススメ。もやしやエノキなら茹でるよりも炒めることで、GABAを効率よく摂取できますよ。発芽玄米も豊富に含むので主食としてオススメ。

身近にある食材から美味しくGABAを取り入れてみませんか?

参照元:日本栄養士会

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