産業お役立ちコラム
睡眠と水分
朝起きて体重を測ると、昨日より減ってる!?と嬉しくなったことは、ありませんか?
これは寝ている間に汗をかき、水分が失われているためです。また朝の排泄によっても水分が減るので、体重がより減ったように見えます。そのため朝の体重は、体内の水分量が関係するので、残念ながら体脂肪が減って『痩せた』ということにはなりません。
人は寝ている間に500mlほどの水分を失う
梅雨時や熱帯夜など蒸し暑い日は、もっと多くの水分が出ている可能性もあります。空調などで涼しくしているから、大丈夫!と思った方も、乾燥によって皮膚から水分が蒸発してしまっているかもしれません。他にも水分は目に見える汗だけでなく、見えない呼気からも失われてしまいます。そのため寝る前にコップ一杯、起きたらコップ一杯のお水で身体を潤わせてあげましょう。枕元に水分を用意しておくのもお勧めです。
寝ている間に足やふくらはぎをつったことはありませんか?
この原因の一つに脱水やミネラル不足があります。脱水症状がある場合は、水よりも水分やミネラルの身体への吸収が早い経口補水液がおすすめです。経口補水液は、水1リットルに対して、砂糖40g、塩3g、レモン果汁(飲みやすくなります)で簡単につくることができます。経口補水液はスーパーやドラッグストアで、ペットボトルに入ったものが販売されています。万が一のときのために、自宅や職場に用意しておくと安心ですよ。
これからの季節、寝覚めの良い質の良い睡眠のためにも、意識してくださいね。