産業お役立ちコラム

栄養成分表示のカロリーゼロって、本当にゼロ?

栄養成分表示のカロリーゼロって、本当にゼロ?写真

これからクリスマスや年末年始とイベントが目白押しですが、皆さんはどんな料理を食べますか?
ピザやチキン、お寿司にお餅と美味しそうなメニューがありますが、イベント食が続いた後は体重が気になる…なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。
普段の食事から気をつけて、イベントでの食事も思いっきり楽しみましょう!

カロリーの表示

買い物をする際、商品に記載されている栄養成分表示を確認する方も多いと思います。最近では、パッケージに「カロリーゼロ」や「糖質オフ」など表示されているものが多く販売されていますが、「ゼロと書いてあるから、これならたくさん食べても大丈夫そう。」と思ったことはありませんか?
実は、ゼロではなかったんです。栄養成分ごとに表示できる基準が「食品表示法」によって定義が原因となり「カロリーゼロ」や「糖質オフ」という表記が出来てしまうという事が起こっています。

<熱量(エネルギー量)>
含まない旨の表示…100g当たり5Kcal(液状の場合:5Kcal)未満
低い旨の表示…100g当たり40Kcal(液状の場合:20Kcal)以下

<糖類の場合>
含まない旨の表示…100g当たり0.5g(液状の場合:0.5g)未満
低い旨の表示…100g当たり5g(液状の場合:2.5g)以下

 例えば、100ml当り4Kcalの飲み物は、カロリーゼロと表示が出来てしまいます。このように「栄養成分が全く入っていない」というわけではなく、それぞれの栄養成分ごとに決められている範囲内で含まれているということになります。商品を選ぶときの参考にして、様々な商品を上手に活用していきたいですね。

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