産業お役立ちコラム
トレーニング中の飲み物の選び方
暖かい季節が近づくと、少し体を動かしたり、体重や見た目を気にしてダイエットをしたくなったりするのではないでしょうか?
そんな時に気になるのが、『トレーニング中の飲み物の選び方』。
カロリーを考えれば、水?それとも運動=スポーツドリンクかな?汗をかくなら経口補水液かも?などどんな方でも1度は悩むと思います。
その答えの前に人は1日どれぐらいの水分を必要とするのか、ご存じでしょうか?
農林水産省によると、人が生命維持に必要とする1日の水分は2.5リットルと言われていて、そのうち1.3リットルを外からの水分補給でまかなう必要があります。
さて本題に入りますが、運動時の飲み物の選び方の基準は、運動の強度や所要時間などに関係しています。
例えば、1時間程度のウォーキングであれば、飲み物は「水」で良いでしょう。
大量に汗をかくような運動や、長時間のトレーニングであれば大量に汗をかくので、同時にミネラル補給が必要になります。
このような場合は、電解質を含む「スポーツドリンク」が必要です。
また、発熱やスポーツで大量に汗をかき、下痢や嘔吐などの症状が出ている場合は脱水の可能性があります。
そういった時は「経口補水液」で対応します。
ただ、どちらの飲み物にも飲み方には注意が必要です。
使い方を間違えると、スポーツドリンクは糖分の摂り過ぎ、経口補水液は塩分の摂り過ぎになる可能性があります。
疾患をお持ちの方は、かかりつけ医に是非ご相談ください。