産業お役立ちコラム
MCTオイル(中鎖脂肪酸)について
最近CMなどでも耳にする“MCT“をご存知でしょうか。
MCTとは中鎖脂肪酸(Medium Chain Triglyceride)のことで、一般的な食物油に含まれる長鎖脂肪酸の半分ほどの分子量で、吸収が早くそのままエネルギーとして使われるため、体内に蓄積されにくいという特長をもつ脂質です。
母乳や牛乳、ココナッツなどに含まれています。
ダイエットで活躍?
「BMIが高めの方の体脂肪やウエスト周囲径を減らす」と表示することを許可されたMCT商品をご存知でしょうか。
これらを賢く使うことで、ダイエットのサポートになる可能性があります。
一体どのように使うのが良いのでしょうか?正解は、“いつものオイルと置き換える”です。
大さじ1杯(15g)で約135kcalあり、たくさん使ってしまうとエネルギーの摂りすぎに繋がり、かえってダイエットの邪魔になってしまうことがあります。
いつも使っている油と置き換えて使用、またはその分のエネルギーを調整することが必要です。
また、MCTは熱にかけると煙がでやすい特徴があります。
そのため生で使うのが原則です。
サラダドレッシングの代わりや、ヨーグルトに混ぜて使うなどの方法がオススメです。
また、米やパンなど糖質に気をつけながらMCTオイルを用いてダイエットすることで、体脂肪を分解してエネルギーを作りやすくなるので、さらに効果的です。
ただし、ダイエットの基本は栄養をバランスよくとることです。
様々なダイエット食品がありますが、頼りすぎず賢く利用していくのがおすすめです。