産業お役立ちコラム
春野菜の栄養
暖かくなってきてスーパーにも鮮やかな春野菜が並び始める頃です。
春先から初夏までの限られた時期しか出回らない山菜や、通年出回っている野菜でも”新”がつくものなどたくさんの野菜が春を告げてくれています。
今回は、代表的な春野菜の栄養をご紹介します。
山菜
ふきのとうやわらびなどの山菜には独特な苦味がありますよね。
その苦味の成分はポリフェノールや植物性アルカロイドというものです。
ポリフェノールには抗酸化作用があり、有害物質を無害な物質に変える作用をします。
植物性アルカロイドとは、春野菜が害虫から身を守るための成分で、デトックス効果もあるとされています。
キャベツ
春キャベツのみずみずしく、ふっくらした葉にはビタミンCや食物繊維が多く含まれます。
またキャベツ特有のビタミンU(別名 キャベジン)も多く、消化を助け、胃を守る作用があります。
ビタミンCは、水に溶けやすく、ビタミンUは熱に弱いため、春キャベツはサラダとして食べるのがおすすめです。
外側の葉から、芯に近い葉まで栄養たっぷりのため最後までしっかり味わえます。
アスパラガス
ビタミンやミネラルが豊富に含まれます。
特徴的なのはアスパラギン酸と言われるアミノ酸です。
疲労回復やスタミナ増強に役立つとされているため、春先の疲れやだるさを癒すのに最適です。
いかがでしょうか。
旬のものを味わうことその季節に合わせた栄養補給と体調管理に繋がります。
環境が変わり、ストレスが溜まりがちなこの季節、春野菜で元気に過ごしましょう。