ダイエットと聞くと「おやつは禁止だ」と思う方が多いと思いますが、正解は「人によって異なる」で、中にはおやつが必要な方もいるくらいなんです。もちろん、ダイエット中は決められた食事をしっかり摂りおやつはなるべく摂らないというのが原則ですが、どうしても食べたい時や、誰かと一緒に食べる時に自分だけ遠慮するのは気が引ける、なんていう状況もあるかと思います。我慢ばかりのダイエットでは長続きしません。では、どのようなことを意識すれば良いかご紹介します。

■おやつと菓子は違う

おやつと聞くと、スナック菓子やせんべいなどを連想する方もいますが、おやつイコールお菓子ではありません。おやつは間食として考え、普段の食事だけでは補えない栄養素を摂ったり、更には「どか食い」を防ぐメリットもあります。

食事の時間が空いてしまうと、ホルモンバランスの関係で脂肪が蓄積されやすくなってしまうため、これはダイエット中には避けたい状況ですよね。では、何時頃を目安に間食をするのが良いでしょうか。おススメは、15時前後です。

理由は・・・

この時間帯が一番身体に脂肪をため込みにくいという点です。また昼食と夕食の中間であれば、より腹持ちを持続する事が可能です。量としては、1日200kcal前後が目安です。市販品であれば栄養成分表示を見るように心掛け、中身としては脂質や糖質が少ないものがおススメ。

最近は、低糖質である印のロカボマークを取得している商品も販売されているので、購入の際のヒントにしてみましょう。また日常生活で不足しがちな、たんぱく質や食物繊維が豊富な食材も魅力的です。たんぱく質が多いものだとチーズ・ゆで卵・魚肉ソーセージが、食物繊維が多いものであればミニトマト・寒天ゼリー・ナッツ類・干し芋などもあります。

どれも食べすぎには注意して、15時のおやつに適量を守りおいしくダイエットを続けていきましょう。