産業お役立ちコラム
アウトドアで牛肉を美味しく食べるポイントとは?
アウトドアを楽しむ人も多い季節。外で食べるごはんは、また別の美味しさがありますよね。
今回はバーベキューなどで食べる機会の増える牛肉についての調理ポイントをご紹介します。
牛肉をやわらかく調理するには・・・
いくつかポイントがあります。まずは下処理です。
筋ばっているお肉は固いため、事前に包丁やフォークで筋に切れ目を入れると、火を通したとき固くならずに済みます。
また、パイナップルやキウイフルーツ、タマネギやしょうがなどにはタンパク質分解酵素が含まれています。加熱前のお肉をそれらと一緒に漬け込むことで、お肉をやわらかくすることができます。
お肉は加熱しすぎると固くなってしまいますが、加熱が不十分であると弾力が強く食べにくい上、食中毒の危険があります。やわらかいお肉は基本的に強火で短時間の調理がポイントです。反対に煮込み料理のように長時間じっくりと加熱することにより固いコラーゲンなどからできている筋が溶け出し、ほぐれやすくなります。
牛肉は・・
必須アミノ酸や、体を作るために必要なたんぱく質や鉄を多く含んでいます。ビタミンCは鉄の吸収をアップさせる効果がありますので、ビタミンCが豊富な緑黄色野菜を一緒に食べたり、食後にフルーツを食べたりするのも良いでしょう。
ただし牛肉に含まれる脂質は飽和脂肪酸が多いため、摂りすぎると動脈硬化を引き起こすため、注意が必要です。気になる方は、脂身の少ない部位(ヒレ・モモ・肩)を選び、またバラやロースなどの脂は網焼きにすると-10~25%程のカロリーカットができるというデータもあります。また野菜といっしょに食べることで、食物繊維による余分な脂の吸収を抑制する働きかけもできるので、ぜひ取り入れておいしく楽しんでくださいね。