産業お役立ちコラム
あなたは大丈夫?隠れ肥満について
見た目はスリムで何年も体型が変わらない…
しかし、以前より運動量が減っている場合は筋肉がやせ、その分脂肪が増えている隠れ肥満(サルコペニア肥満)かもしれません。
隠れ肥満(サルコペニア肥満)とは
サルコペニアとは「筋肉が減る」ことで日常生活が不自由になり、転びやすくなって骨折する可能性も高い状態のことです。
さらに、サルコペニア肥満とは筋肉が減った分脂肪が増えている状態で、生活習慣病を悪化させやすいと言われています。年とともに筋肉がやせていく高齢者に多いですが、実は運動習慣がない若い世代にも増えているのです。
隠れ肥満の見分け方
<筋肉量の目安>
ふくらはぎの一番太いところを両手の親指と人差し指で囲み、指のわっかに余裕がある時は筋肉量が少ないかもしれません。
座った状態から片足だけで立ち上がることができない方も要注意です。
<体脂肪量>
体組成計で体脂肪率を測ってみて、30%を超えている場合は隠れ肥満の可能性が高いです。
隠れ肥満の脱却
<食事>
1日3食、肉や魚などのたんぱく質や、野菜をしっかり摂るようにしましょう。
朝食を食べる習慣がなかった方はまずは牛乳や豆乳を飲むところから初めてみませんか?
<運動>
1日の中で座っている時間が長いほど、筋肉はやせやすいと言われています。座り仕事の方もこまめに立って少し歩くなど、座りっぱなしにならないようにしましょう。
今まで運動習慣がなかった方は、まずは1日8,000歩 歩くのを目標にしてみてください。