あなたは自分の中性脂肪の数値はご存知ですか？

血液検査でTGやトリグリセライドと表示されたりしますよね。中性脂肪は、血液中の脂肪成分のことで、体を動かすためのエネルギーとして利用されたり、内臓脂肪となって体に蓄えられたりします。

体にとって必要な成分ではありますが、基準値より高いと肥満や動脈硬化のリスクとなり、生活習慣病引き引き起こす可能性もあるため、自分の数値を把握しておくことは大切です。

■中性脂肪を下げるために

数値が上昇する原因として、カロリーの取り過ぎや、特に甘いものや酒・油もの・糖質の取り過ぎがあげられます。

また、砂糖の入りのソフトドリンクを飲む習慣のある人も高い傾向があるようです。 これらを見直したり、運動を取り入れたりすることで中性脂肪の減少が期待できます。

■青魚のチカラ

背の青い魚に多く含まれるn-3脂肪酸には、中性脂肪を下げる働きがあります。

魚の中でもサバ、イワシは特に豊富に含まれますし、冬に旬を迎えるブリにも多く含まれています。お勧めの食べ方ですが、DHAとEPAは熱に弱い成分なので、お刺身が1番効率良く摂れます。焼き魚や煮魚も8割ほどはDHAとEPAは 残るので、食材に合わせて料理を選ぶと良いですね。

ただ、油で揚げるのはDHAとEPAの損失が1番多いため注意が必要です。なかなか食事から魚が食べられない方は、サプリメントで補うことも良いですね。

中性脂肪が高めな方、普段の運動や食事を見直して次回の健康診断に挑むのはいかがでしょうか。