産業お役立ちコラム

ストレスと食事の関係性とは?

ストレスと食事の関係性とは?写真

男性より女性の方がストレスを感じやすいことはご存じでしょうか。

女性には月経や更年期など女性ホルモンに左右される様々なストレス要因があります。今回はストレスに関わりのある栄養素についてご紹介します。

【カルシウム】

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イライラしているからカルシウムが不足しているのでは?と耳にすることはありませんか?

カルシウムは脳神経の興奮を抑える働きがあるため、カルシウムが不足している=イライラしていると思われがちですが、実はカルシウムが不足すると骨や血中からカルシウムが補充されるので即座にカルシウム不足になるわけではないのです。

カルシウム不足がイライラの原因ではないので安心してほしいのですが、カルシウムが不足すると、特に女性は50代前後から、女性ホルモンの影響により骨粗鬆症のリスクが上がります。乳製品や小魚に豊富に含まれているので、毎日食べるように心掛け、不足しないようにしましょう。

【トリプトファン】

幸せホルモン「セロトニン」はご存じですか。

セロトニンは自律神経を整えて精神状態を安定させる作用があります。セロトニンを増やすには、セロトニンの原料であるトリプトファンとビタミンB6を摂取することが大切です。

バナナや、マグロやカツオなどの赤身肉にはトリプトファンとビタミンB6両方が含まれています。チーズなどの乳製品や大豆製品にもトリプトファンが含まれています。

また、腸で約9割以上のセロトニンが生成されているため、腸内環境を整えることもがより効果的です。海藻や果物や、納豆、みそなどの発酵食品を摂ることが、役立ちます。

このように食事からもストレス対策をすることができます。日々の食事でストレスに負けないからだをつくっていきましょう。

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