産業お役立ちコラム
若返りは髪の毛から?
男性・女性問わず、髪の毛や髪型の印象は大切だと思いませんか?
皆さんは、何か心がけていることはありますか?美しい髪には、食事も大きく関わっていますので、栄養の面から、ぜひ参考にして取り入れてみてくださいね。
【髪の毛は何から出来ている?】
髪の約90%以上はケラチンというたんぱく質で出来ています。
このケラチンを構成するのがシスチンを中心とした18種類アミノ酸です。
ちなみに、たばこやお酒はシスチンを大量に消費してしまうので、日常的に摂ることは髪にも悪影響するという事になります。
【髪の毛に良い栄養素とは?】
また、食事でのたんぱく質が不足していると、抜け毛や髪の毛が脆くなってしまう原因になってしまいます。
なかでも、青魚には、オメガ3系脂肪酸といわれるDHAやEPAが多く含まれ、血流を促し、髪の毛をつくる毛母細胞へ栄養が届きやすくなります。
さらに、魚はメチオニンといわれる、ケラチンの生成を助けるアミノ酸が多く含まれるため、髪にとって優秀な食材と言えます。
【タンパク質以外に髪の毛に必要な栄養素】
たんぱく質の他には、亜鉛、鉄、ビタミン(B2、E、A)が大切です。
【亜鉛】
ケラチンを作るための必要な栄養素です。外食やインスタント食品が多いと不足する可能性があります。
牛肉の赤身、高野豆腐、ブロッコリーなどを意識して食べましょう。
【鉄】
不足が続くと細く薄毛にむかうといわれます。女性は特に意識してとり入れる事がおすすめです。
赤身のお肉や魚、レバーは吸収率が高く効果的に摂れます。
【ビタミン】
ケラチンを作るサポートをする働きがあり、髪の毛をスムーズに成長させるために必要です。
特に、ビタミンB2やB6、ビタミンEは重要だと考えられています。皮脂の分泌を抑え、頭皮の新陳代謝を活発化する働きがあり、レバー、カツオ、サバ、緑黄色野菜に多く含まれています。
ビタミンEは、血行促進が期待できます。ゴマ、植物油、ナッツなどに多く含まれています
食事は主食、主菜、副菜をしっかり揃えることでなるべく不足しないようにするのが理想です。
薄毛の原因は様々ありますが、栄養バランスの乱れが原因になることも少なくありません。場合によっては、サプリメントなども活用しながら、対策をしていきましょう。