産業お役立ちコラム
食べるイベントが多い時のおつまみ選び
年始は忘年会、新年会、旅行など食べるイベントが続くかと思います。
この時期ならではの楽しい時間でもあり、ご褒美やストレス解消として良い効果をもたらしてくれますね。
皆さんはおつまみを選ぶ際好きなもの、食べたいものを選ぶかと思いますが、ぜひ栄養バランスも気にしておつまみ選びの達人になってください。
【ビタミンB群を含むおつまみ]
おススメなのはアルコール代謝を助けるビタミンB群が含まれている、高たんぱく、低脂質な一品です。
糖質や脂質に偏りすぎず、塩分にも気を付ける事がポイントです。
枝豆や冷奴、納豆などの大豆製品、長芋、オクラ、もずくなどのネバネバ食品を選ぶと良いでしょう。
また、大豆製品はアルコールを肝臓で代謝する際に分解するのを助けるビタミンB1が含まれています。
ビタミンB1は糖質を代謝する際にも使われますし、不足すると翌日の疲労感が増すので、飲み会の前後も意識して食べたい食材です。
枝豆の塩味が気になる方は、お皿に出して食べるようにするだけでも塩分カットに繋がります。
【ネバネバ食品は胃の粘膜を保護する】
他にも、ネバネバ食品は胃の粘膜を保護する働きがあります。
アルコールが胃から急激に吸収されるのを防いでくれるので食べ始めがおススメです。そして、締めにはラーメンではなく、しじみのお味噌汁を選ぶとアルコールの分解を促進するオルニチンが含まれているので悪酔い、二日酔いが軽減されます。
揚げ物類は、カロリーオーバーになりやすいため量に気を付けたいですが、野菜をいっしょにとるようにすると食物繊維が脂肪の吸収を抑制しますしビタミンの摂取ができます。
コンビニやスーパーで買って食べることが多い場合も、ぜひこのポイントを押さえて、年末年始の食生活の参考にしてみましょう。