産業お役立ちコラム
健康食品の上手な利用方法とは?
あなたは健康食品と聞くと、どんなことをイメージしますか?
青汁やグルコサミン、ヒアルロン酸やコラーゲンなど色々なものがあると思います。
そんな健康食品ですが、国が定めている種類は3つあります。どんなものを選んだら良いか困っている方も、種類を知ることでより効率的に効果を実感できるかもしれません。
今回はその上手な利用方法をご紹介いたします。
■特定保健用食品
国の審査を受け、特定の保健の目的が期待できる旨の表示(保健の用途の表示)をする食品です。
具体的には、『血糖・血圧・血中のコレステロールなどを正常に保つことを助ける』『おなかの調子を整える』『骨の健康に役立つ』などの保健機能があります。
目的がより明確にですので選びやすいですね。利用の際は、一日摂取目安量を守って続けましょう。
■機能性表示食品
2015年から開始された制度で、特定保健用食品とは違い事業者の責任において食品の機能を示した食品です。
具体的にはアルコールや菓子類、最近ではトマトが機能性表示食品として発売されるなど、新しいものが続々と発売されています。
ただ、その機能を期待するには継続的に摂る必要があることから、利用を考えている方はどのくらい継続すれば良いのかをきちんと確認しましょう。
■栄養機能食品
特定の栄養成分の補給のために利用される食品で、栄養成分の機能を表示する食品です。
2023年12月現在では、ビタミン13種類・ミネラル6種類・脂肪酸1種類の機能の表示が可能となっています。
特定保健用食品や機能性表示食品と違い、食品の機能を謳うことは出来ないため、『栄養補給』の目的として利用すると良いですね。
健康食品といっても様々な種類があります。
その働きを見て飛びつくのではなく、どのくらいの利用で期待ができるのかを確認して取り入れるようにしましょう。