寒い日が続いていますが、そんな時に食べたい料理に『鍋』はいかがでしょうか。

味のバリエーションも豊富で〆の一品まで楽しめる、調理も食材を切って鍋に入れるだけで簡単ですし、良いことがたくさんですね。

今回は、知っているようで知らない鍋の良い所をご紹介します。

■一品で理想的な栄養バランス

食事をする際は、筋肉や身体を作る材料となるタンパク質、エネルギー源やホルモンの材料になる脂質、エネルギー源となる炭水化物、他にも身体の構成成分や機能を調整するビタミン・ミネラル、これらの栄養バランスを考えることがとても重要です。

鍋の具材で見てみると、肉や魚、豆腐などからタンパク質と脂質を、ネギやキノコ、野菜やこんにゃくなどからビタミン・ミネラルを、また〆の雑炊やラーメンからは炭水化物を補給することができ、鍋料理は一品で栄養バランスの整った料理と言えます。

しかも、温かい食べ物は冷えた身体を温めるだけではなく、内臓を温めることで臓器の動きが活発になり、消化機能の亢進や疲労回復も期待することが出来ます。

食材も味によって変えたり、特にタンパク源となる肉や魚は、どちらかに偏ることなく意識して摂るようにしましょう。

いかがでしょうか。良いことがたくさんの鍋料理、ただ味の濃さには気を付けて、塩分が過剰にならないように野菜やきのこもしっかり食べて、寒い冬も鍋のチカラで乗り切りましょう。