産業お役立ちコラム
大豆イソフラボンのパワーとは?
節分の日に、豆まきをして歳の数だけ食べて厄除けを…と大豆を食べた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は大豆は投げるだけではもったいない位、アミノ酸やビタミン、ミネラルが豊富で「天然のサプリメント」といわれるほど栄養価が高い優れた食品なのです。
そして、女性にとってもうれしい健康パワーがあるのはご存知でしょうか。
【大豆イソフラボンの力とは?】
「大豆イソフラボン」という成分は、大豆の胚芽に含まれるポリフェノールの一種です。
強力な抗酸化作用があり、からだをサビつかせる活性酸素を除去し、老化を防ぐ効果をはじめ、女性ホルモン似た働きをするため、肌や髪、骨など若々しさを保ち、ホルモンバランスを整える働きが期待できます。
特に、更年期になると女性ホルモン(エストロゲン)の減少により、のぼせ感やほてり、発汗、睡眠障害、情緒不安定などの更年期障害の症状が出やすくなり、他にも脂質異常症や骨粗しょう症などのリスクも高まります。
このような更年期症状の緩和にも、生理前症候群(PMS)の緩和にも役立つと言われています。
また、女性だけではなく男性にも積極的に取り入れていただきたい成分です。
大豆は「畑のお肉」と言われているほど、お肉と同様にたんぱく質も多く良質な脂質も多いのが特徴です。
細胞内に脂肪が蓄積するのを抑えたり、脂肪酸の燃焼を促進したりする働きがあります。
※大豆を1~3ヵ月継続摂取したところ、血中総コレステロールおよびLDLコレステロールの濃度を有意に低下させたという報告もあります。
1日50mgが適量といわれています。取り入れやすい食品で、今日からコツコツとはじめてみましょう。
【例】 50㎎摂れるもの
納豆:1パック、豆腐1/2丁(110g)、油揚げ1枚(75g)
豆乳125ml、味噌大さじ一杯(18g) きな粉 大さじ一杯(6g)