産業お役立ちコラム

まさかの逆効果?!職場復帰困難の落とし穴とは・・?

まさかの逆効果?!職場復帰困難の落とし穴とは・・?写真

<<悪化する社員のうつ症状・・保健師は、人事はどうする?!>>

ここ最近メンタル不調を感じる人々が増加しているのは言わずもがな。
当然、ストレス社会で働く会社員も該当しますね。
人事・保健師さんの働きかけで、メンタル不調者の多くが救われているのは間違いないですが、、

<<復職、休職を繰り返す社員がいた場合はどのように対処されていますか?>>

『難治性の職場ストレス症例には、臨床の場の担当医から事業所側へ働きかけて問題の解決を図る事も有効である。』

一般社団法人日本心身医学会発行~産業保健スタッフとの連携により復職しえたうつ病の1(49回日本心身医学会中部地方会)~より引用・抜粋~

こんな文献を目にしました。なかなか改善しないうつ症状がある社員Aさんは、数回の休業を行ったがなかなか改善せず
会社からの状況伺いが頻回であったから、という理由だったそうです。
従業員の健康状態を把握したい企業側、その事自体がストレスになる従業員・・大変難しい問題ですね。
上記の参考文献で記載した通り、臨床主治医の力を借りながら改善、復職した事例もあるのでご参考になさってみてくださいね。

さて、管理監督者の役割として、うつ病の方への対応について注意点をあらためて記載いたしますのでご参照ください。

①叱咤激励しない
②気分転換といえども無理になにかをやらせない
③飲酒を控えさせる
④退職願は慎重に扱う
⑤休業中に出勤を焦らせる言動は控える
~東京薬業健康保険組合発行 メンタルヘルスワークブックより引用~


本日のトピックスとしては上記の⑤に該当する事例かもしれません。今一度①~⑤についてあらためて意識が必要ですね。

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