産業お役立ちコラム

<管理栄養士監修>塩味と甘味は何で変わる?過剰摂取を防ぐポイントとは

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味の感じ方って十人十色?

あなたは甘党ですか?
濃い味がお好きですか?

食材の好き嫌いがあるように、甘味が好きな方もいれば濃い味好みの方も人それぞれ違いがあります。
よく出身地や環境によっても味覚の違いがあると聞きますね。自分自身や家族の健康を考えるならば、
カロリーや塩分に注目することが大切です。

味の感じ方に影響と及ぼすものとしては、使用する調味料の量や本人の栄養状態が関係しておりますが
その中であまり知られていないのが・・

『食材の温度』なのです。


甘いものは体温に近い35℃付近で強く感じる傾向があり、
逆にしょっぱさは冷たいと感じる20℃以下で強く感じる性質があります。
暑い日、開けてから時間の経った清涼飲料水を飲んで「甘ったるい!」
と感じたことはありませんか?みそ汁も冷えてから飲むとしょっぱく感じませんか?
これはまさに温度がもたらす味覚の変化です。

今日は『食材の温度』をもとに日常生活で意識できるポイントをお伝えします☆
塩分_s.jpg

・煮物やスープ、炒め物、焼き菓子など砂糖を使用し調理する際は温かい状態で味見をする
⇒甘味多用防止・カロリーダウン効果

・味噌汁や麺類などを味見する際は少し冷やしてから
⇒減塩により血圧コントロールや腎機能を守る

甘味と塩味を一気に摂取することは、カロリー×塩分を同時に摂取する事になるため成人病の原因になる可能性も?!
また、ちょっと怖いのは味覚というものは加齢とともに感じにくくなるため知らず知らずに濃い味になっていくという事。
本人の意識はもちろん周りの家族や友人の気づきも大切ですね。


最近では、カロリー(塩分)控えめ・カロリー(塩分)〇〇%カットなどの調味料も販売されているため
上手に活用して健康生活を送りましょう!

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