最近背中や腰が曲がってきたような気がする・・？
立ち上がったり重い物を持つ時に腰が痛い・・
そんな方いませんか？

実は、自覚症状なく皆さんの健康をむしばむ病気がいくつかありますが、
その１つが『骨粗しょう症』です。
※骨粗しょう症：骨の代謝バランスが崩れ、
骨の形成より破壊が上回ってしまい中がスカスカになってしまう症状。
骨がもろくなると、骨折をしやすくなったり、
重度の骨折をしてしまうと寝たきりになる事も。
実際、50代の女性の3人に1人が骨粗しょう症にかかっているとか。
怖いですね・・

＜以下の症状に１つでも当てはまる場合は要注意！＞

・椎体がつぶれると元にもどりません、20歳の時と比較して3cm身長が縮んだら要注意！
・背中や腰が曲がってきた・・複数の椎体に圧迫骨折が起き、背中や腰が曲がってしまった
・背骨が出っ張ってきた
・立ち上がる時や重い物をもつとき腰や背中が痛む

実は、骨密度に関係する骨量は、成長期に増加し２０歳頃に最大になります。
その後加齢に伴い減少する為、今の骨量を維持し減少を最小限にすることが大切です。
骨粗しょう症には加齢という避けられない危険因子はありますが、
食事や運動など生活習慣で対策が出来るんです！
是非取り入れて今から上部な骨を守っていきましょう！

＜注意！危険因子になる生活習慣＞

・カルシウム、ビタミンD、ビタミンKの不足

・リン、食塩の過剰摂取

・極端なダイエットや飲酒、運動不足、日照不足、喫煙、多量のコーヒーなど

＜生活習慣での対策＞

日本人に必要なカルシウムの量は１日女性650㎎・男性750㎎（30～74歳の場合）
乳製品に豊富に含まれます。
カルシウム100mg は、牛乳コップ半分（100ml）、
チーズ１個、ヨーグルト1個 (80g)に当たります。
（乳製品からのカルシウム摂取目安は1日約200㎎）。
他にも魚介類、緑黄色野菜、海藻類、大豆製品からも摂取可能なので、
これらを組み合わせ毎日バランスよくカルシウムを取り入れましょう。

＜体でも作れるビタミンD＞

骨粗鬆症対策にビタミンＤも必要です。
食べ物から摂取するか、日に当たると体内でも作れます。
食べ物では魚類やきのこ類に含まれます。
きのこは調理前に天日干しするとビタミンＤを増やすことが出来ます。
在宅ワークが増えた最近は、日に当たる機会が減っている方も多いです。
夏なら木陰で30分、冬なら手や顔に１時間程度日に当たるだけで十分なので、
窓を開けたり散歩したりして日常生活から意識していきましょう。

参考：℮-ヘルスネット　https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-02-007.html

参考URL：骨粗鬆症のサイン | (pupu.jp)