産業お役立ちコラム

【新型コロナ】乳幼児の発熱、、どう判断する?

【新型コロナ】乳幼児の発熱、、どう判断する?写真

オミクロン株の爆発的感染力は、うがい・手洗い・マスクと三拍子を徹底していても叶わぬ勢いですね。
家族や職場の仲間の為に、自分だけは感染しまいと、気が張り詰める日々ではないでしょうか。
大人の場合、微熱や喉痛などコロナの症状がすぐに疑えますが、乳幼児はどうでしょうか。
症状を伝えられる子供はまだしも、乳児は判断が難しいです。

最近、保育園や幼稚園等でクラスターが多発している事例もありますので、
子供⇒大人⇒社会的感染爆発という事も懸念されています。

【実際に我が子が発熱した時の話】

今日は先日娘が発熱した際の病院の対応や先生の見解なども含めてお話して参ります。
ごく最近、3歳の我が子が発熱しました。
38
度、39度、40度近くまでグングン熱が急上昇。
『我が子が新型コロナに罹患したのではないか・・』という考えも脳裏をよぎります。
自宅保育中であっても、登園していても、保育園への報告が必要です。
急ぎかかりつけ医に電話診察(発熱がある場合は電話診療です)していただいたところ、以下の見解が。
『コロナ罹患していたとしても、小さな子供の場合は普通の風邪よりも症状が軽い事がほとんどです。
むしろ普通の風邪より低い熱が出て、数日で下がって治る事の方が多いんです。
だからこそ、今回新型コロナウィルスの可能性が十分にあります。
対応可能な機関ですぐに検査を行ってください。結構検査しない親御さんも多いんですよ・・。
※基礎疾患がある小児は重症化リスクがとても高いですから、要注意です。

急いで検査を行ってくれる病院を探しましたが、小児の検査可能医療機関が少ないんです。
大人は結構どこでもやってくれるのに、これもまた困りました。
いざという時の為に小児対応機関をブックマークしておく必要があると感じました。
予約を行い、翌日無事検査が完了し、『陰性』。お腹の風邪と判明しました。

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『厚生労働省が1月13日に公表した資料によれば、
これまで全国903箇所の保育所で感染者が発生し、
感染者は職員929人、乳幼児731人にのぼるといいます(1月7日午後2時時点)』
現在はさらに倍増していそうですね。

何が困るかというと、『園児の感染』に対して市区町村によってガイドラインがバラバラな事。

保育士や園児が感染した場合、、全園児のPCR検査を行う保育園もあれば、濃厚接触者のみという保育園も。
そもそも保育園児の低学年児はマスクが出来ませんので大クラスターが瞬く間に起きます。
『濃厚接触者の定義』って何なのでしょう・・
農耕接触者に特定されなかった関係者から陽性が判明し、クラスターが起きている近隣保育園も実際あります。


ここで筆者が強く感じたのは2点です。

◆PRC検査の一刻も早い拡充と、自治体すべての検査範囲統一。濃厚接触者の定義を厳格にすべき

◆少しでも発熱がある子供は、『ちょっと様子をみよう』『熱が下がったから大丈夫かな』
『わざわざ病院にいくと余計にコロナをもらいそう』などと考えずに、
速やかに病院で検査を行い、関係各所にご連絡を入れてください。


大人も子供も、どんなに予防していても感染してしまう事もありますが、
万が一症状や違和感がある際は、『かかわるすべての周囲の人のために』
検査・連絡・療養をしてください。
そして、絶対にコロナ差別などあってはなりません。

全ての医療従事者と、保育関係者に感謝を込めて。1日も早い終息を切に願います。
最期までお読みいただきありがとうございました☆

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