産業お役立ちコラム
【管理栄養士監修】糖質は敵か?味方か?
【糖質の考え方】糖質とは身体に悪い物?
あなたは「糖質」についてどのようなイメージをお持ちですか?太りにくい食事方法や商品などで低糖質や糖質制限という言葉が使われるようになり、あっという間に世間に糖質という言葉が浸透していきました。
■体に良いもの?
低糖質や糖質制限と聞くと、糖質を多く含むご飯やパン、麺類などを食べないようすれば良い、と思われがちですが、その量や種類には個人差があるためYES・NOで答えを出すのは難しいと思われます。糖質は炭水化物の一種で身体に必要なエネルギー源となります。過剰摂取は体重増加に繋がるため摂取量のコントロールするのは大切ですが、必要な栄養素でもあるため、偏った制限には注意が必要です。
■食材に含まれる糖質
糖質はあらゆる食材に含まれています。今回は特に多い食材を紹介したいと思いますので、これに偏ることなく適量を取り入れるよう心掛けましょう。
<野菜部門>
・じゃがいも、サツマイモ、里芋、長芋などのイモ類
・トウモロコシ、かぼちゃ、レンコンは穀物
<豆類部門>
・グリンピース、あずき、そら豆
身体に良い食材ばかりですが、食べすぎには注意が必要ですね。果物にも糖質が多く含まれます。カリウムやビタミンなど体に必要な栄養素も多く含むため、こちらは1日の目安量を参考に取り入れましょう。
<果物の目安量>
・バナナ:1本(皮を含めて約170g)
・りんご:半分(皮、芯含めて約180g)
・みかん:中2個くらい(皮を含めて約270g)
・いちご:6~7個(ヘタ含めて約250g)
・もも:中1個(皮、種含めて約240g)
・ぶどう:1/3房くらい(皮、種含めて約180g)
・キウイ:1.5個(皮含めて約180g)