産業お役立ちコラム
【自分のカラダは自分で守る!】更年期の症状を抑える方法を知っていますか?
更年期の過ごし方
40代後半から50代の女性で自覚することが多い更年期症状には、ほてりやイライラ、肩こり、冷え症などがあります。
今回はそんな更年期の過ごし方についてご紹介します。
■更年期症状とイソフラボン
主に女性ホルモンが減少したりホルモンバランスが乱れたりすることで症状が現れると考えてられてます。そんな中、症状軽減のために期待されているのが『イソフラボン』です。イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをする物質で様々な食品に含まれ、代表的なものには豆類に多く含まれる『大豆イソフラボン』があります。
■食べ物との関係
更年期には大豆製品を食べると良いというのを聞いたことがあるかもしれません。
では、必要な大豆イソフラボンを補うにはどのくらいの大豆製品が必要なのでしょうか。目安は、納豆なら1パック程度、豆腐なら1/2丁程度が必要と言われています。
食事から摂ったイソフラボンは数日で体内からなくなってしまうので、まとめてたくさん摂るより少しずつでも毎日続けて摂る方が効果的です。
■商品化でも注目
最近では大豆イソフラボンと同様の働きをする『エクオール』を含む健康商品が販売されています。エクオールは大豆イソフラボンが腸内細菌によって代謝されることで作り出されますが、体質により作れない、作れても少量という方がいます。
食事から大豆製品を摂れることが理想ではありますが、毎日続けるのが難しい場合には健康食品の利用も必要ですね。
自分の体がエクオールを作れる体質かどうか、現在は体内でエクオールが産生できるかを判定できる測定キッドも発売されているため、体質を見極めて効率的な対策をして行きましょう。