産業お役立ちコラム
【知って得するか健康知識】スリムな体系でも要注意?中性脂肪と食事の関係とは?
スリムな方でも要注意!?中性脂肪と食事の関係
中性脂肪は大切なエネルギー源のひとつであり、体温維持にも関係しているので、中性脂肪=悪者ではありませんが、高い状態を放置していると、糖尿病や脂肪肝、動脈硬化などに繋がる恐れがあるので注意が必要です。新生活が始まる今、食生活を見直してみてはいかがでしょうか?
【脂肪を制限すれば良い?】
中性脂肪は文字通り脂肪なので、脂肪を制限すれば良いと捉えられがちですが、他にも要因があります。糖質を摂りすぎて消費されずに余ってしまった分は、肝臓で中性脂肪として蓄えられるのです。
・ご飯や麺類が好き、アルコールを良く飲む、甘いものが好き、ソフトドリンクを良く飲む、という習慣がある場合は見直しましょう。
・糖質オフのアルコールでも、アルコール自体が中性脂肪を作りやすくしてしまうので、過度の飲酒は避けましょう。
※スリムな体型の方でも、このような食習慣がある方は要注意です。
一方、青魚に含まれるDHAやEPAといったn-3系多価不飽和脂肪酸は、中性脂肪を作りにくくする働きがあるので、1日に魚を1切れ程度食べるようにすると良いでしょう。
【食物繊維に着目してみよう!】
野菜や海藻に含まれる食物繊維には、食後の血中中性脂肪の上昇を抑える働きがあります。
ベジファースト(食物繊維が豊富な野菜→たんぱく質が摂れる魚や肉、大豆製品など→ご飯、の順に食事をすること)を心がけるだけで、いつものお食事が体にやさしい食べ方に変化します。
“中性脂肪が気になる方”に向けた特定保健用食品もあります。食生活の改善に加えて、上手に利用することで中性脂肪を減らす効果が高まります。試してみるのも良いでしょう。
参照サイト e-ヘルスネット
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/metabolic/m-05-004.html
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-02-012.html
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-02-013.html