産業お役立ちコラム

【美容と健康・健康マメ知識】カラダで合成できるビタミンがあることをご存じですか?

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【体内で合成できるビタミン】

ビタミンは13種類存在する微量栄養素です。3大栄養素のようにエネルギー源や体の構成成分にはならないものの、ヒトが生命活動をしていくうえで必要不可欠です。 必要量はごくわずかですが、栄養素の代謝に関わっている他、皮膚や粘膜、骨、血管などを健康に保つなど重要な働きをしています。

体内に蓄積されず排泄されるものもあれば摂りすぎると過剰症を起こすものもあるため、日々の食事から一定量を継続して摂取する必要があります。 基本的には食事から摂取する必要のあるビタミンですが、なかには体内で合成されるものがあります。

ビタミンD.jpg

【ビタミンD】

皮膚で作られるのがビタミンD。

体内にはビタミンDの前駆物質が存在しており、紫外線を浴びることによってこれが変換されビタミンDとなります。

【パントテン酸、ビオチン】

腸内細菌によって合成されているのが、ビタミンB群の1種であるパントテン酸、ビオチンです。

【ビタミンK2】

納豆などに含まれるビタミンK2も腸内細菌によって合成されています。

【ナイアシン】

ビタミンB群の1種であるナイアシンは生体内で必須アミノ酸の1種であるトリプトファンから合成されています。

共通していえることが、体内で合成できるビタミンであってもその量は限られているため、食事から摂取したものにプラスされることで1日当たりの摂取基準を満たすことができるということです。バランスのとれた食事を摂ること・適度に日光を浴びること・腸内環境を整えておくことがビタミン不足を起こさない秘訣と言えるでしょう。

参考資料:e-ヘルスネット、栄養の基本がわかる図解辞典

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