産業お役立ちコラム
五月病かも!?となる前の注意喚起
五月病とは、医学的な病名ではなく、「5月の連休後に憂鬱になる」、「なんとなく体調が悪い」、「会社に行きたくない」などの軽いうつ的な気分に見舞われる症状のことをいいます。主な原因はストレスや疲労と言われています。
こんな人は要注意!
ストレスが多い現代では誰でも五月病になる可能性がありますが、次のような方が特に注意が必要です。
・几帳面で真面目
・責任感があり、全部を一人で抱え込んでしまう
・おとなしい
・完璧主義
思い浮かぶ方や、自分に当てはまるものはありましたか?五月病は毎日の生活習慣が重要です。
主食・主菜・副菜のそろった食事を心がけましょう!
食事は一品で済ませるよりも、「主食・主菜・副菜」を組み合わせるように意識しましょう。
また、幸せホルモンと言われている“セロトニン”は動物性たんぱく質に多く含まれる「トリプトファン」を原料に合成されます。意識してみましょう。
トリプトファンを多く含む食材:鶏肉、魚介類、乳製品、大豆製品、バナナなど
よく噛んで食べましょう!
セロトニンの分泌には“しっかり噛む”ことも大切と言われています。ガムを20分間しっかり噛み続けると、脳のセロトニン神経が活性化し、血液中のセロトニン濃度が増加したことが分かっています。そのためしっかり噛むことを意識して「ひとくち20回以上」噛むことを意識してみましょう。
「食材は大きめに切る」「根菜などの歯ごたえのあるものを取り入れる」といいですね。
参照:全国健康保険協会「未然に防ぐ5月病対策」/オムロンヘルスケア「リズム運動でメンタルケア」