産業お役立ちコラム
遅延性アレルギー 知らずに健康の為と思って食べていたけど (前編)
数年前のことです。膵炎になり、体調がなかなか元に戻らずにいた為、毎朝、青汁と当時流行していたココナッツペーストを塗ったトーストお昼には500mlのヨーグルトを食べて体調改善に努めていた日々を過ごしていた時期がありました。
色々な病院へ行き、ある時受付で目にした遅延性アレルギーテスト。自費での検査になるので、それなりに金額はかかりますが、100種類程の検査が同時にできるので思い切って検査を受けてみました。
実は昔、皮膚科に数年通院していた時期があり何かのアレルギーがありそうだと、検査を勧められていたのを思い出しました。当時は、患者側からアレルギーと思われるものを指定して依頼するような仕組みで、1つにつき500円必要とのこと。私自身は食品のアレルギーや、花粉のアレルギーについては、特に気にしてはいなかったので疑う事もなく、勧められた時は正直驚きました。担当医からは、指定されても手に入らない事もあると説明を受け、私にとってはハードルが高い検査だなと思い、通院も諦めてしまった過去がありました。
アレルギー検査の診察で、担当医の先生には、「イタリアン料理が好きで食べに行くと必ずと言って良いほど体調を崩します。」毎日食べているものを聞かれ、「健康の為と思い、毎日青汁も飲んでいるし、ヨーグルトも食べている」と伝え、血液検査に臨みました。
検査はアメリカで行うらしく、結果は1か月後とのこと。
それまでは、色々な事が全部わかるかもしれないという期待感と、世界ナンバーワン・テニスプレーヤーのジョコビッチ選手と同じようなグルテンアレルギーだろうかと想像しながら、おこがましくも有名人と自分を重ねながらワクワクしながら待っていました。
私が受けた検査は肉や卵、乳製品、フルーツ、野菜、シーフード、スパイスといった96種類のものが一度に検査でき、アレルギー反応の強さも7段階で知る事ができるものでした。
後編は明日に続きます・・・