産業お役立ちコラム

エアコンを定期的にお掃除しましょう

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梅雨明けが今年は早くやってきて、エアコン無しでは寝られなくなっている方も多いのではないでしょうか。政府が電力不足で、節電の呼びかけをしており、昨日から「需給ひっ迫注意報」が出されています。これから夏本番がやってきますので、節電やエアコンの使い方にも注意していきたいですね。

エアコンを定期的にお掃除しましょう

エアコンのフィルターの目詰まりで、エアコンの効きが悪くなり無駄な電力を消費してしまいます。エアコンは品薄が懸念されている為、猛暑の中エアコンが壊れて大変な思いをしないようにする為にも定期的にお掃除をしておきましょう。

  • エアコンの電源プラグを抜く
  • エアコン本体の上のホコリをハンディモップで取り除く
  • フロントパネルを開ける
  • そのまま掃除機でホコリを吸い取る
  • フィルターを外す
  • フィルターの表面から掃除機をかける
  • フィルターの裏面からシャワーの水圧で水洗い
  • 細かいホコリが残っていたらブラシで落とす
  • よく乾かす

室外機も一緒に確認しておきましょう。外側の汚れや金属板の汚れを綺麗にして、室外機の周辺に物を置いていないか。物が置いてあると空気の通り道が悪くなり、放熱した熱を即座に取り込むことになります。結果、エアコンの効きが悪くなります。

夏型過敏性肺炎

カビが放出する胞子を吸い込んで発症する「夏型過敏性肺炎」という病気があります。主に湿気の多い台所のシンク下や浴室などの水回り、カーペットや畳の裏、エアコンなどが発生源となることが多いようです。エアコンの内部にカビが付着していたり、家の中にカビがあると、エアコンからの風で部屋の中を浮遊し、肺に侵入していまいます。症状としてはしつこい咳が続いて、息切れや微熱、倦怠感をともなうことが多いです。不思議なもので、旅行などで原因となるカビが浮遊している家から離れると症状が軽くなり、帰宅すると再び症状が出現します。また、秋が深まり、カビが増殖しなくなると、咳症状も自然に消えてしまうのが特徴的です。しかし、この症状が毎年出現し、5年も経過すると肺の組織が硬くなって縮んでしまう「肺線維症」へ移行してしまう危険性があります。この状態にまで進行すると、治療を行っても元のきれいな肺に戻すことはできなくなってしまいます。

エアコン使用中には、エアコン内部の湿度が90%以上に達して水滴も付着し、カビも発生しやすくなります。エアコンや、湿度が多い箇所はこまめに清掃しておきましょう。

参照:くらしのマーケット(https://curama.jp/aircon/wall/magazine/77/

   荒尾市民病院(https://www.hospital.arao.kumamoto.jp/health/health_talk/health_talk48.html

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