産業お役立ちコラム
色で睡眠の質が変わるとしたら!?
皆さん、寝室の色はどんな色が多いですか?実は色によって眠りの質を変えられるとしたらいかがでしょうか。しっかり熟睡して、翌日に備えたいですよね。そこで今日は快眠につながる色と逆に睡眠を妨げる色ワースト3をご紹介します。色が重要ってちょっと意外ですが、いってみましょう!
最も睡眠時間が長い部屋の色は青、黄、緑
英国で2000世帯の「寝室の装飾色と睡眠時間」を調べたユニークな大規模研究がありました。その報告によると、最も睡眠時間が長い部屋の色は青、次に黄(クリームイエロー)、そして緑へと続きます。安眠に必要なのは、精神の鎮静です。最も睡眠効果のある色は「青」でした。
1位 青
2位 黄、クリームイエロー
3位 緑
睡眠に適さないワーストは紫
一方で睡眠に適さないと思われる色は紫、茶、灰色でした。最も睡眠時間の長い結果となった「青色の部屋」と、最も睡眠時間が短い「紫の部屋」でおよそ2時間も差があります。紫は、インスピレーションを刺激し、悪夢を見やすいという考察が報告されています。
1位 紫
2位 茶
3位 灰色
色は全身で認識されている!?
色は、目を閉じて暗い部屋にいても、実は皮膚や筋肉でも認識されています。そして大脳で認識され、感情の中枢である『扁桃体』や、ホルモンの分泌を促す『視床下部』、記憶を司る『海馬』を刺激します。その為、色は情緒の安定や体感温度の変化など、心身に大きく作用し、睡眠の質が色によって変わってくるのは、この為です。
1年を通してどの世代でも良いのは緑色
一年を通して、また世代を問わず良いのは緑色という。中性色のため暑さも寒さも感じにくい。緑は自然に目のピントが合うため、見るのに余分な力を必要とせず、筋肉を弛緩させて緊張を解きほぐし、“気分の安定”につながるという報告もあります。血液をよく目にするオペで、緑色のオペ着が多いのも、この為でしょうか。
引用元:nishikawa(https://www.nishikawa1566.com/column/sleep/20200206111755/)
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