産業お役立ちコラム

〈第2話〉歯の噛み合わせって大事

〈第2話〉歯の噛み合わせって大事写真

五十嵐先生が治療されている方の症例  

五十嵐先生は、かみ合わせの不具合による全身への影響を重視されていて、身体の不調の原因の8割は口の中にあると考えていらっしゃいます。かみ合わせは、自律神経やホルモンバランス、免疫と密接に関係があり、噛み締めがあると全身に悪影響を及ぼすとのこと。例えば、とある主婦の方は片方の手の湿疹が酷く、かみ合わせの治療をしたらきれいに治り、マニュキアを楽しむようになったり、アトピーで悩まれていた方が良くなってきたりと治療を通して体の変化が色々と面白いというお話を伺う事ができました。

かぶせ物の材質に対する考察

特にかぶせ物への先生のお考えは、正直私のかぶせものに対する概念を良い意味で崩して頂いて、とても良い着眼点だなと思いました。今まで私は、折角お金をかけて綺麗なかぶせものを作るなら、長持ちしていつまでも綺麗に保てるものと考えていました。

そして今まで次のポイントで選択をしていました。

  • 着色予防→水分を吸収しないもの
  • 天然歯などの摩耗を防ぐ→対合歯との固さの調和

五十嵐先生は「皮膚は、化粧水や乳液を塗って入れようとするけれども本来は、排出する器官でもあり、歯も同じだとしたら。かぶせ物の種類は色々あるけれど、歯から出てくるものを吸収できない素材でかぶせたとして、使用する接着剤の関係性もあるけれどその出てきたものはどこへ?」「噛むときに微妙な動きをする口元。余り固すぎる材料は、かぶせ物は壊れずにいるが、土台の歯への影響はどうだろう。」私は、これを聞いてハッとしました。かぶせものが壊れない材料ではなく、自分の歯が壊れない材料という選択肢もあるなと。

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第3話へつづく

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