産業お役立ちコラム

〈前編)睡眠不足で起こる身体とこころへの不調

〈前編)睡眠不足で起こる身体とこころへの不調写真

日常生活で周囲の騒音について悩まれている方はストレスも溜まり大変だと思います。過去のニュースで、わざと大きな音を出して周辺住民を困らす方がいたことはまだ記憶に新しいです。

仕事から帰宅したゆっくりとくつろぎたいですよね。騒音は、睡眠にもとても大きな影響があります。周囲からの騒音対策も大変ですが、時には気づかないところで自分が加害者になっているという事もあります。自分の行動にも注意が必要ですね。睡眠では、35デシベル以上になると、睡眠への影響が出始めることが知られています。睡眠が十分でないとどんな影響が出るのか、またどんな生活音が騒音になっているのか前編と後編にわけてご紹介します。

身体への影響

身体への影響として、倦怠感、意欲が湧かない、仕事に集中できない、抑うつ、頭が重い、めまい、食欲が落ちるなど、多彩な症状が出現し、疲労感が続きます。また、免疫力の低下、代謝、循環器系にも関係しており、体重増加、2型糖尿病、血圧の上昇、心臓病、脳血管障害の発症リスクが高くなります。

こころへの影響

こころへの影響については、感情のコントロールがうまく行かず怒りっぽくなる、イライラすることが多くなります。また、日中にうとうとする事もあり、事故のリスクが増大します。仕事上のミスも多くなり、慢性的な疲労があることから、精神的にも不安定でネガティブ思考になりやすくなります。その結果、うつ症状が出現します。

睡眠負債は週末の寝溜めでは取り戻せません

睡眠負債は週末の寝溜めでは取り戻せません。睡眠リズムが崩れてしまうので逆効果になってしまいます。少しずつ、平日に長く眠れるように20分~30分毎日割り振りましょう。夜の睡眠で時間を取る事が難しい人は、昼間に15分程昼寝をしてみるのもお勧めです。

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参考元:阪野クリニック https://banno-clinic.biz/



(次は生活騒音についてです)

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