産業お役立ちコラム
『日本人には欠かせない!出汁のいろいろ』減塩にもお勧め
最近は、出汁専門のお店も人気ですが、普段の食事にも取り入れられていますでしょうか。和食料理には欠かせない出汁。うま味たっぷりの出汁を利用すれば減塩にも繋がります。
主な出汁の種類
昆布だし
アミノ酸系のうま味成分「グルタミン酸」が豊富に含まれています。すっきりとした優しい味わいが特徴で、素材の味を活かした料理に向いています。
⇒鍋、湯豆腐など
鰹節だし
核酸系のうま味成分「イノシン酸」が豊富に含まれています。一番だしと二番だしがあり、一番だしは芳醇な香りと味わいがあります。二番だしは香りがやや弱くなりますが、一番だしでは取りきれなかったうま味が残っています。
⇒一番だし…お吸い物、味噌汁、茶碗蒸し、そば・うどんのつゆなど
⇒二番だし…煮物、炊き込みご飯、鍋物など
昆布と鰹の合わせだし
うま味成分のグルタミン酸と核酸系の間には、うま味を増強させる強い相乗効果があります。うま味が強い方が好きという方や塩分が気になる方は、昆布と鰹の合わせだしがおすすめです。
⇒お味噌汁、うどん、煮物、茶碗蒸しなど
椎茸だし
干し椎茸から作る出汁で、核酸系のうま味成分「グアニル酸」が豊富に含まれています。濃厚な風味が特徴です。さらに、残った椎茸は料理に使うことが出来ます!
⇒炊き込みご飯、煮物、精進料理など
他にも貝、にぼし、野菜などからも出汁を取ることが出来ます。出汁を上手に利用すれば、調味料を減らしてもうま味のおかげで美味しく食べられ、減塩も可能に!
是非試してみてください♪