産業お役立ちコラム

適応障害とうつ病の違いと予防に繋がる生活習慣

適応障害とうつ病の違いと予防に繋がる生活習慣写真

仕事や生活環境において、現代社会では様々なストレスを感じる事が多く、時にはバランスを崩し、仕事の継続も難しくなる事もあります。今日は、適応障害とうつ病、予防の仕方についてご紹介します。

適応障害とは

ある特定の状況や環境が自分にとって耐えがたいと感じ、強いストレスとなって気分や行動面に症状が現れるものです。ストレスから離れているときには比較的安定しています。

症状の具体例としては、憂うつな気分、不安感が強くなる、焦りが生じる、意欲や集中力の低下、イライラ感等、身体症状として頭痛、めまい、動悸、倦怠感などが挙げられます。

うつ病とは

1日中気力がわかず気分が落ち込む、何をしても楽しめないといった状態が長く続いている場合、うつ病の可能性が高いです。

うつ病は明確な発症メカニズムは解明されていない部分も多いですが、過労や人間関係のトラブルが大きく影響すると言われており、その他、薬の副作用やホルモン分泌異常など原因はさまざまです。また、セロトニンやドパミンの機能低下や、コルチゾールの過剰分泌が発症を誘起させている可能性が高い事が示唆されています。

症状としては、気分の落ち込み、何も楽しめず興味を持てない、食欲増加もしくは低下、睡眠障害、疲労感などが挙げられます。

精神の健康は生活習慣から

うつ病は、生活習慣が大きく関係しています。1つずつ確認してみましょう。

  1. 起床時間と就寝時間が決まっている
  2. 疲れが取れている
  3. 定期的に運動をしている
  4. 3食、栄養のある食事が摂取できている
  5. アルコールを飲みすぎていない
  6. 楽しみやくつろぎの時間がある
  7. 人と会う
  8. 身だしなみやファッションを楽しんでいる
  9. 身の回りは整理整頓されている
  10. 日光を浴びる


参考:神楽坂こころののクリニック https://www.kagurazaka-mc.com/colum/defference-adaptationdisorder-and-depression

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