産業お役立ちコラム

紫外線から身体を守ろう

紫外線から身体を守ろう写真

夏の時期は紫外線も強く、肌に日焼け止めを塗る事も多いと思いますが、紫外線は皮膚だけではなく髪や目も浴びています。皮膚と髪に使用できるUVカットの製品は数多く出ていますが、目は皆さんどのように対策をされていますか?

目から沢山の紫外線を浴びると

紫外線は、3月、4月頃から増え始め夏にピークを迎えます。目は無防備なため、直接的なダメージを受けやすい器官とも言えます。紫外線が引き起こす目の病気には、翼状片・瞼裂斑・電気性眼炎(雪目)があり、また白内障や加齢黄斑変性もその原因に紫外線が影響していると考えられています。

翼状片

白目の表面を覆っている半透明の膜である結膜が、目頭の方から黒目に三角形状に入り込んでくる病気で、自覚症状としては充血や異物感などがあります。40代から多くなり野外での仕事を多くされていた方が発症する事が多いです。紫外線が、黒目と白目を棲み分けているバリアを壊す為といわれています。

瞼裂斑(けんれつはん)

瞼裂斑とは、たんぱく質が変性し、白目の一部が変色・盛り上がる目の病気です。
白目のシミのようなものですが、肉眼では見えません。
目が赤く充血したり、進行すると、充血、ドライアイなどの症状が出ます。

電気性眼炎(雪目)

電気性眼炎は、目に強い紫外線を浴びてしまうことが原因で黒目の表面の透明な膜(角膜)にキズができる病気です。電気溶接の火花や殺菌灯などの人工灯,雪山での反射光が原因になる事もあります。その結果、目の痛みや異物感(ゴロゴロする感じ)を感じたり、涙が出て白目も充血します。
キズの程度によっては、まぶしさを感じたり物がかすんで見えることもあります。

予防の仕方

色の濃いサングラスをかけると瞳孔が開き逆効果になる事もあるので薄い色のサングラスをかける事をお勧めです。また、つばの広い帽子をかぶるなど紫外線から目を守りましょう。

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