産業お役立ちコラム

野菜の必要性について

野菜の必要性について写真

皆さんは普段からお野菜を食べていますか?厚生労働省が定める「健康日本21(2)」では、糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病予防に、「成人の1日あたりの野菜の平均摂取量 目標値:350g以上※1」と掲げられています。今回は、健康に関わる野菜と栄養をご紹介します。

腸内環境の悪化・肌荒れ

野菜に含まれる食物繊維は、善玉菌の餌となり腸内環境を整えます。腸の健康を保つために必要なビタミンも含み、ビタミンEは自律神経を整え腸の働きを良くし、ビタミンB群は腸の蠕動運動を活発化させます。野菜が不足すると、便秘や下痢などお腹の健康にも影響が及び、便秘で老廃物が排出されないとお肌にも不調が現れてしまいます。

疲労を感じやすくなる

葉物に多く含まれるビタミンB群は、食事で摂ったごはんや肉・魚の栄養素が体内で利用されるよう手助けをしてくれます。不足すると、食事からの栄養の利用が上手く機能しないため、身体を動かすのに必要なエネルギーが不足している状態となり、疲れやすくなってしまうのですね。

生活習慣病の要因となる

野菜に含まれるカリウムは、血圧を上げるナトリウムの排泄を促すため血圧の正常なコントロールに必要です。また、食物繊維にはは血糖値の上昇を抑えたり、摂取した脂肪の吸収を抑え排出を増加させたり様々な働きがありますが、不足すると高血圧や高血糖、動脈硬化などを進行させてしまいます。

野菜には健康を維持する上で重要な成分が含まれています。食物繊維やビタミンの多くは体内で作ることができないため、健康で元気に過ごすために、毎回の食事を意識して野菜を取り入れましょう。

出典:1)厚生労働省HP 健康日本21(栄養・食生活) https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b1.html 2022719日)
参考:野菜、食べていますか? | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
    カゴメ|野菜生活100 (kagome.co.jp)

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