産業お役立ちコラム

DHAとEPAについて

DHAとEPAについて写真

DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)はご存知ですか?TVやプリメントでもよく目にしますが、今回は含まれる食材と効率の良い摂り方など知って得する情報をお伝えします。

DHAやEPA

アジ、イワシ、サバ、サンマなどの青魚やウナギに豊富に含まれ、中性脂肪の低下や動脈硬化の予防など、生活習慣病対策にも注目される栄養素です。最近では、認知機能のサポートや抗炎症作用などにも期待されています。

旬な魚

アジ:春から夏に旬を迎えるアジは、栄養価が高くDHAEPAが豊富です。栄養を逃さず食べるには、お刺身やカルパッチョなど生料理がおすすめ。

ウナギ:天然鰻の旬は冬ですが、土用の丑の日とともに養殖鰻の需要が高まるのはやはり夏です。ビタミンやミネラルも豊富に含まれるため疲労回復や夏バテの対策にもピッタリですね。

効率の良い摂り方

様々な働きが期待できるDHAEPAですが、調理方法によっては流れ出てしまう可能があるため注意が必要です。実は、焼き物で生の約20%減少、揚げ物で生の約50%も減少すると言われています。そのため、「刺身として生の状態で食べる」や「煮魚や汁物、缶詰にして汁まで利用して食べる」、「ホイル焼きなど脂が逃げないようにする」などの工夫が効果的。ただ、空気や光に弱い性質のため、ビタミンCやビタミンAなどの抗酸化作用のある食材と一緒に摂りましょう。

焼き魚に大根おろしを添えたり、レモンを絞って食べたりするのは、大変は効率的な食べ方なのです。食事もひと工夫して食材からの栄養を最大限取り入れられるよう意識しましょう。

出典:・不飽和脂肪酸 | e-ヘルスネット(厚生労働省)
   ・厚生労働省『「統合医療」に係る 情報発信等推進事業』 オメガ3系脂肪酸  
    https://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/overseas/c03/10.html

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