産業お役立ちコラム
筋トレとダイエット
ダイエットと聞くと、有酸素運動を連想される方も多いと思いますが、「無酸素運動」である筋トレはいかがでしょうか。今回は、ダイエットにも活用できる無酸素運動についてご紹介します。
無酸素運動とは
無酸素状態で行われる活動のことで、短時間で大きなエネルギーを作り出す筋トレや短距離走などがあります。筋トレによって筋肉量を増やすことが出来ると、基礎代謝量(生命活動を維持する上で必要最低限のエネルギー消費)が増加します。この基礎代謝量が増加することで太りにくく痩せやすい、つまりリバウンドしにくい身体が作られるわけです。
筋肉づくりとたんぱく質
筋肉を作る上でたんぱく質が欠かせません。たんぱく質には動物性たんぱく質と植物性たんぱく質の2種類があり、動物性には肉・魚・卵、植物性には大豆製品があります。体内で作ることのできない必須アミノ酸は動物性たんぱく質に豊富に含まれているため、取り入れる食材も心掛けたいですね。ただ、動物性たんぱく質には脂質も多いため、過剰摂取にならないように食べる量には気を付けましょう。
たんぱく質を多く含む食材
・鶏むね肉は100gでたんぱく質24.4g・脂質1.9g
・牛もも肉は100gでたんぱく質20.7g・脂質10.7g
・かつおは100gでたんぱく質25.0g・脂質6.2g
やはりむね肉は高たんぱく低脂肪で筋肉づくりにぴったりの食材ですね。牛もも肉やかつおの赤身には、たんぱく質以外に鉄分が豊富に含まれているので、運動時には積極的に摂取しておきたい食材です。食事で一番大切なことはバランスよく摂取すること。動物性に偏らず植物性たんぱく質や野菜や果物など、上手に摂取していきましょう。