産業お役立ちコラム
帯状疱疹が流行っている
私も過去に帯状疱疹になった経験があります。痛みの衝撃に悩まされ、1週間ほど経ちやっと水泡が出てきたのでた帯状疱疹とわかりましたが、きちんと病名がつくまでは色々な検査をし「膠原病じゃないか」など色々と医者から聞かされ痛みが治まらないので体力的にも精神的にも参ってしまったことがありました。
帯状疱疹とは
痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)の初感染では水痘(みずぼうそう)になりますが、この時に主に皮膚にでた発疹から神経を伝わって所属の後根神経節内にウイルスが潜伏するといわれております。後根神経節内に潜伏感染していたウイルスが何らかの誘因で、再活性化して発症するのが帯状疱疹です。
▲引用:日本皮膚科学会皮膚科Q&A https://www.dermatol.or.jp/qa/qa5/q11.html
水疱瘡にかかった事がある人(かかっていても自覚症状ない場合もある)や、ワクチン接種で感染し、水痘・帯状疱疹ウイルスが神経の中に体内に潜んでいる事が多いです。
どんな症状なのか
痛み・・・一般的には1週間痛みや違和感、かゆみが続きますが、先に皮膚の症状が出る場合もあります。痛みの程度やどのぐらいの期間続くかは個人により違いがありますが、だいたい2週間ぐらい続くそうです。帯状疱疹が治った後も数か月、数年~数十年と痛みが後遺症として残る事があります。
皮膚・・・赤味が出て水泡ができます。その後かさぶたになり傷跡が出来て治ります。だいたい発症してから2週間から4週間程度です。
合併症が怖い
私は、肋骨の周辺に出ましたが、帯状疱疹は、顔面や頭皮お尻周りなどに出る事もあります。顔面の帯状疱疹では、角膜炎、結膜炎などの眼の症状がでることがあり耳介、眼のまわりに皮疹がでる場合は、ラムゼイ・ハント症侯群といって、耳鳴り、難聴、顔面神経麻痺を起こすことがあります。発症した部位の筋力が弱くなったり、皮膚の知覚異常がおこる場合もあります。腰からお尻の部分では尿や便の出が悪くなったりすることもあります。
疲れて体力が落ちている時に私は発症しました。その後の後遺症で帯状疱疹後の神経痛にも悩まされました。神経痛も同じく体力が落ちたりストレスが溜まっている時によく発症していたので、健康のバロメーターの目安になっていました。次の記事では神経痛に有効な予防法や私の肋骨周りの神経痛に効果的だった体操をご紹介します。