産業お役立ちコラム

血圧は、夏と冬どっちが高い!?

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血圧は一日の中で常に変動していますが、気温による影響も受けていることはご存じですか?今回は、血圧と季節の関係をご紹介します。

血圧とは

血液の流れにより血管にかかる圧力のことを示します。心臓に溜まった血液は、収縮されることで全身へと送り出されます。この時の血圧を「収縮期血圧」と呼び、全身から戻ってきた血圧を「拡張期血圧」と呼びます。

気温との関係

通常は起床とともに上昇し夕方から夜にかけて低下します。他にも、運動時や排便・排尿時・しゃがみ込むときなどにも上昇し、入浴後やお酒を飲んだ後は低下します。また、身体活動だけではなく、寒いときは血管が収縮して血圧が上昇し、反対に暖かくなると血管が拡張し血圧が下がるなど、気温によっても変動します。やはり、寒い冬は血圧に注意が必要ですね。

毎日の健康管理

血圧は、診察室での収縮期血圧(最大血圧)が140mmHg以上、または拡張期血圧(最小血圧)が90mmHg以上の場合を高血圧と診断します。また自宅で測る家庭血圧の場合は、診察室よりも5mmHg低い基準が用いられます。

高血圧は、心筋梗塞や脳梗塞に繋がる恐れのある動脈硬化に関与しています。起床時は体内の水分が失われ血液がドロドロの状態であったり、寒い日の早朝に激しい運動をしたり、寒い部屋で着替えたりすることは血管に負荷がかかります。水分をしっかりとり、なるべく気温差の少ない環境が作ることが大切ですね。血圧は食事や運動・ストレスや睡眠習慣などによっても影響を受けますので、うまくコントロールして発症を予防していきましょう。

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