皆さん、目を日常的に酷使されていると思いますが、どんな対策をされていますか？
仕事では、PC、プライベートや通勤時間はスマホを触っている事も多いのではないでしょうか。目の疲れは、原因が一人ひとり違ってきます。ひとつずつ思い当たるところがないか確認していきましょう。

目の筋肉が疲れていませんか？

私たちは物をみるとき、距離や明るさによって絶えず虹彩と水晶体を動かしてピントを合わせています。動かしているものは筋肉なので、眼精疲労は筋肉疲労、筋肉痛と同じということになります。とくに近い距離では、虹彩をぎゅっと絞り、眼球の位置も少し内側に寄せてものを見ています。PCやスマートフォンを使用している時は、ずっと同じ距離で見ていますし、距離も近いので眼精疲労になりやすいのです。

暗い場所で近くを見すぎると、疲労に繋がる

子供の頃は、布団の中で友人に借りた漫画を読んで、「暗いところで読むんじゃない！」と何度か怒られた経験があります。暗いところでは虹彩は少し開き、暗いところで近くを見ることは、虹彩を開きたいのに絞らないとならないので、酷使してしまいます。

遠くがよく見える視力のいい人は疲れやすい

近いところを見続けると眼精疲労になりやすいということは、実は眼精疲労をきたしやすいといえます。

老眼も筋肉の衰えが原因

加齢によって、近くのものが見えづらくなったりする「老眼」も筋肉が原因です。
歳を重ねるとピントを司る筋肉が衰えてしまい、ピントを合わせるのに時間がかかってしまう、これが老眼の正体です。

コンタクトレンズや眼鏡の度数は合っていますか

コンタクトレンズなど、ネットでも簡単に購入できる時代となりましたが、もしかすると裸眼での視力が変わっている可能性があります。定期的に、コンタクトレンズや眼鏡を使用されている方は、眼科で確認してもらいましょう。

スマホやPCを使う時は

距離を40センチ保ち、難しい場合にはフォントを大きくするなど対策をしましょう。余り明るすぎても疲れてしまうので照度は明るすぎない設定にしましょう。Wordソフトを使う事が多い私は、背景をダーク色にして仕事をしています。真っ白だと疲れやすいのですが、黒やグレーなどに背景を変更することで、だいぶ楽に使えている気がしています。

目薬使いすぎていませんか

昔、白目が綺麗に白くなると人気で、よく目薬を差していましたが、実は目薬には防腐剤や安定剤や血管収縮剤が入っているものが多く、常用するには不向きです。クールダウンする時は、冷たいタオルを作ったり、保冷剤などを使用して数分間行いましょう。1日の終わりにはリラックスしてホットタオルでほぐれましょう。