虫歯を放置していると、激しい痛みや強烈な臭い、神経の壊死など様々な症状が出る事があります。今日は歯からパーツの近い目と鼻との関連性についてご紹介します。

目への影響

まず虫歯が進行すると元の形状から崩れ、かみ合わせが変化していきます。かみ合わせが変化すると正常な位置では噛めずに、歪んだところで噛むようになります。そうすると、頭蓋骨にも徐々にゆがみを生じ、めまいなどが起こります。

眼精疲労から歯が痛むことも

逆に、目の疲れからくる肩こりや首の筋肉の痛みから歯が痛くなるケースもあります。眼精疲労は主に、目がかすむ、目の乾き、充血、涙が出てくる、ぼやける、目が疲れるといった症状です。眼精疲労は虫歯だけではなく、歯周病が原因で発症することもあります。

副鼻腔炎

虫歯でよく関連した話が多いのは、副鼻腔炎です。上顎の歯は薄い上顎が支えていて、根の先に炎症があったりすると、副鼻腔に侵入しやすくなり炎症を起こします。

こんな時は大至急脳神経外科へ

歯が原因ではなく、脳の異常で症状が出ている事も。目の不具合や頭痛などの他に、身体の片側が自由にならない、片目しか見えない、急に話せなくなるなどの症状が出たら大至急脳神経外科を受診しましょう。その他、心臓からくる歯の痛みもあります。

同じ姿勢で仕事をしていると、首や肩、目などとても疲れます。症状が重たくなる前に少しオフィス内を歩く、ストレッチをする、ホットタオルでリラックスしたりしながら自分の身体のご機嫌をとっていきましょう。