産業お役立ちコラム

敏感すぎて疲れていませんか?

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最近、HSP(敏感な人)という言葉をあちこちで耳にするようになってきましたが、人間関係においても、「こんなことをしたら相手がどう思うだろう?」「こんなことを言ったら相手に嫌われるんじゃないか?」と、他人の気持ちに敏感になり過ぎて、自分の気持ちよりも他人の気持ちばかりを考えて、身動きが取れなくなっている人がいます。

思い当たる方、自分の思春期時代を振り返ってみましょう。小学校時代・中学校時代・高校時代に、空気を読まなければ学校という集団から弾かれてしまう、という経験はありませんか?「そんなことは無かったなあ」という方、もっと幼い頃の幼少期を振り返ってみましょう。

自分の気持ちよりもお父さんやお母さんや兄弟姉妹の気持ちを優先しなきゃいけなかったり、家族の中の空気を読んで気を遣って生活しなきゃいけなかった、という経験はありませんか?

もしそうだとしたら、大人になった今でも、自分の気持ちよりも他人の気持ちを優先する、という生き方が癖になっているのかもしれません。そういう生き方が苦じゃないのであれば、何も問題はありません。だけど、その状況が辛くて仕方ないのであれば、今まで他人第一優先で生きてきた自分自身の考え方を、少し変えてみるタイミングです。

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例えば、こういう考え方を取り入れてみるのはどうでしょう。

あなたの素直な気持ちを誰かに伝えた時に、その人はあなたの気持ちに共感してくれるかもしれないし、逆にあなたのことを嫌いになるかもしれません。

だけど、あなたの言動に対してどう思うかは相手の自由であって、相手の気持ちをあなたはコントロール出来ません。極端な言い方をすれば、あなたが「相手がどう思うか」ばかりを考えているという事は、「『自身の素直な気持ちを感じる』という相手の自由をあなたが奪おうとしている」、とも言えます。それはとてもおこがましいし無理な話ですね。

つまり、どんなにあなたが他人の気持ちについて思い悩んでも、何も解決しないということ。だったらあなたは自分自身の気持ちをもっと大切に、もっと素直に、もっと自由に生きていいのです。

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