産業お役立ちコラム
足のむくみ
皆さん、夏の暑さで運動もしづらくなっているのではないでしょうか。女性は特に男性に比べ筋肉量も少なく、むくみを感じている方も多いです。
加齢と共に筋肉の減少がスピードアップ
むくみは、ふくらはぎを動かすことで、心臓に血流を返す役目がある為、ふくらはぎを動かさないと血流が滞りやすくなります。筋肉量が徐々に少なくなると、その機能も低下しやすくなります。特に足の筋肉は上半身に比べ加齢とともに減少し、太ももの裏にある筋肉は30歳辺りから減り始めて40代50代になると、減少速度がスピードアップします。
水分摂取は足りていますか?
実は、むくむからといって水分摂取を控えめにしていると、身体は貯めこもうと働くため、逆効果です。お茶やカフェインは利尿作用がある為、常温のお水が一番効果的です。今まで飲めていなかった人がお水を1.5リットル飲もうとすると大変なので、少しずつ様子を見て増やしていきましょう。
足首周りの冷え対策はできていますか?
足が冷えてしまうと、筋肉も固くなってしまいます。特に冷房が効いている室内では、足元が冷えやすいので、靴下やレッグウォーマー、ひざ掛けを上手に使いましょう。
また、下腹部の冷えも注意してください。冷えが蓄積するとむくみの症状も出やすくなります。
水分の代謝が大事
むくみは、上手く水分のコントロールができない事で起き、同時に老廃物をため込んでしまいます。腎臓は血液中の老廃物をろ過し、尿として体の外に排出する役割を担っています。健常成人の尿量はおおよそ1.0 L~1.5 L/日 と言われていますが、日中どのぐらいお手洗いにいけていますか?
身体を冷やしてしまう食事
夏場に出回る夏野菜は、身体を冷やしてしまう野菜が多いです。サラダで食べるのではなく、加熱処理や、熱を生み出すたんぱく質と一緒に食べる事がおすすめです。
次の記事では予防法についてご紹介します。