産業お役立ちコラム

骨を丈夫にするために

骨を丈夫にするために写真

目には見えない「骨」。 実は、身体を支えている以外にも、『脳や内臓をまもる』『血液を造る』『カルシウムを蓄える』など、私たちの健康に大きな役割を担っています。骨折など“高齢者の問題”というイメージかもしれませんが、実は成長期での骨づくりが、将来の骨量に大きく影響しますし、出産や生活習慣によっては若くても骨量を低下させるリスクがあるのです。つまりどの年代も、丈夫な骨づくりに積極的にとりたい必須な栄養素。改めて、確認しておきましょう。

骨をつくる栄養素

骨の原料となる“カルシウム”と吸収を高めてくれる“ビタミンD”、“ビタミンK”も骨を形成するうえで重要です。

■カルシウム

 乳製品、小魚、大豆製品、モロヘイヤ、チンゲン菜、切り干し大根など

■ビタミンD

 キノコ類、魚類など

■ビタミンK

 納豆、小松菜などの緑黄色野菜

牛乳はカルシウムが豊富ですが、1日必要量を補うためには、コップに23杯も必要になります。なぜなら、摂取しても体に吸収されるのはたったの2530%程度。毎日こんなに牛乳を飲むのは大変ですよね。毎回の食事には、緑黄色野菜や小魚、海藻などを取り入れて、こまめにカルシウムを摂取するのがおすすめです。

なお、喫煙や過度の飲酒は、骨密度を下げるリスク要因です。喫煙習慣がある人は早めに禁煙、適切な飲酒量を守ることを心がけましょう。小魚.jpg

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