産業お役立ちコラム

秋の熱中症対策とは?

秋の熱中症対策とは?写真

猛暑酷暑が続く78月に熱中症や脱水のリスクが高まることはわかると思いますが、涼しくなる秋も熱中症や脱水に注意が必要で、秋特有の注意点があることをご存知でしょうか。

秋の熱中症とは

秋の熱中症の原因としては、涼しい季節となり水分補給がおろそかになりやすいことや、1日を通しての気温差や日毎の気候に違いが出やすく、体がその変化についていけなくなりやすいことなどがあげられます。
環境省の熱中症対策ガイドラインにおいても、水分や電解質を適切に補給できていなければ21℃〜25℃程度の気温であっても熱中症になる可能性があるとされています。
涼しい季節は、脱水がゆっくりと進んでいきやすいので熱中症や脱水の症状にも気づきにくいと言えますね。夏と同様に「こまめな水分補給」を心がけましょう。

水分補給

「こまめな水分補給を」とは、具体的にどのような時に補給するかご存じですか?正解は「喉が渇く前に、気付いた時に飲む」です。水分を一度に吸収できる量は限られており、「飲みだめ」はできません。水分は、一度にたくさんの量を摂るのではなく、「少しずつの量」を「こまめに」補給するようにしましょう。コップ1杯程度を18回程を目安にとりましょう。

 

どんな水分が良いの?

ミネラル豊富な麦茶、真水やノンカフェインのお茶がおすすめです。状況に応じてスポーツドリンクや、汗をかくような激しい運動をした時には、すばやく体に吸収される経口補水液やスポーツドリンクなどのイオン飲料を利用しましょう。カフェイン飲料やアルコール飲料の摂取では効率よく水分を補給できず、水分補給には適しません。

 

秋の熱中症や脱水は気づかないうちに進行しやすいので、子供や高齢者はとくに注意が必要です。水分補給や室温管理、体調管理に関しては、周囲の人が本人以上に気をつかってあげるようにしてくださいね。温度リモコン.jpg

 

 

 

 

「従業員の健康」産業お役立ちコラム

教えて&答えて交流掲示板

産業事例紹介

ニュース・お知らせ

イベント