産業お役立ちコラム

睡眠時間と寿命には関係性があった

睡眠時間と寿命には関係性があった写真

アメリカでの研究は6.5時間から7.5時間の睡眠がベスト

アメリカで100万人以上を対象に行われた睡眠時間と寿命の関係性を調べた調査で、7.58.5時間以上の睡眠時間をとっている人の死亡率が高いことがわかりました。次に寿命が短いのが6.5時間以下の睡眠をとっている人たちです。
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日に6.5~7.5時間の睡眠をとっている人が最も死亡率が低いことがわかりました。

日本の研究では男女とも7時間の睡眠がベスト

日本でも、アメリカと同じような結果が出ています。4079歳の男女約10万人を、10年間にわたって追跡調査しました。対象者の平均睡眠時間は男性7.5時間、女性7.1時間でしたが、死亡率が最も低かったのは、男女とも睡眠時間が7時間の人たちでした。睡眠時間が7時間より短い人も長い人も、死亡率が高くなる傾向が示されました。

眠りの種類

睡眠は、深い睡眠(ノンレム睡眠)と浅い睡眠(レム睡眠)が波を打つように90分周期で繰り返されます。
眠りにつくと一気にノンレム睡眠の深い眠りに入ります。睡眠の前半3時間は、ノンレム睡眠の中でも深く眠れていて、徐々にノンレム睡眠が浅くなりレム睡眠が増えていきます。

ダラダラと眠るのはやめよう!

普段眠れないからと言って、休日に取り戻そうとダラダラと眠っていませんか?
グッスリ深く眠ることで目覚めがすっきりして覚醒度が高くなるので、ダラダラと眠るだけでは無意味なのです。
しかも、浅い眠りを長く続けると、目覚めた後も覚醒度が上がらず、眠気に襲われやすくなります。休日に睡眠不足を取り戻そうとして、いつまでも布団から出ないでいると、起きてからも体がだるく居眠りしやすくなってしまうのは、これが原因です。
休日でも平日の起床時刻の2時間以内には起きて、新しい1日をスタートしましょう。

グッスリ眠って、スッキリ目覚めましょう!

休日の目覚めと仕事のある日の目覚め、違いはありますか?実はリラックスできている休日と仕事の日の適正な睡眠時間は異なることがあるので、まずは自分の傾向を知ることをお勧めします。
必要十分な睡眠時間を知るには、寝つきと目覚めが良く、起きてからも活動的に過ごせた日の睡眠時間を、何回か記録してみることが有効。そして、休日と分けて記録してください。

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