産業お役立ちコラム

職場でのメンタルヘルス

職場でのメンタルヘルス写真

精神的な不調は、すべて健康問題では片づけることはできません。仕事やプライベートの環境により、生み出される様々な事象から感情が生み出され、その感情の蓄積が精神的な不調を生み出すことが多いです。事象から生み出される感情の癖は育った生活環境にも左右されますが、ここでは職場で考えられるケースについてご紹介したいと思います。

新入社員が入ってきたけど長く続かない

◇仕事がわからない
初めて入った職場で仕事について理解が進まなくて、どうしたら良いかわからない。周りも忙しそうで、相談するタイミングもない。ワークコミュニケーションが不足すると、わからないままになり、「不安」が募ります。
丁寧に教える時間もないし、1人立ちして実践しながら学ぶべきだと考えていませんか?

◇仕事が面白くない
この仕事をしている意味が分からなくなり、この仕事をして先が見えない事へストレスを溜めやすい状態で、「適応障害」へと進んでいきます。
大人なのだから、自分の精神的なコントロールは自分でしてほしいと思いがちですが、本当にそれだけで十分なのでしょうか。将来を見据えた成長を促す人材投資などできていますか?

◇やりがいがない
自分に自信がなくなり気分が落ち込み、生きるエネルギーが乏しくなります。その結果、活動性が低下し、身体のさまざまなところに不調があらわれる状態です「抑うつ状態」になります。仕事は出来て当たり前、出来ないでどうするのかといった感情は捨てましょう。
上司の一挙手一投足を、部下は敏感に感じ取ります。

どのように「心理的報酬」に応えていますか

仕事の成果として、「物理的報酬」の給与が支払えますが、それだけで社員のやる気は継続してはいきません。社員がやる気をもって仕事に取り組むには、給与だけではなく、認めてもらえる、誉めてもらえるといった「心理的報酬」が充分に与えられた時なのです。

給料はいいけれど雰囲気が悪くて、いつも上司から叱責を受ける職場と、給料はそれほど良くないけれど、雰囲気が良く、上司が自分を認めてくれる職場、どちらの職場の方が、ご自分が活き活きと出来て、仕事への「やる気」が高まると思いますでしょうか?。

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