産業お役立ちコラム

いつもと違う部下の様子 話を聴けていますか?

いつもと違う部下の様子 話を聴けていますか?写真

Z世代(1990年代後半から2000年代生まれの若者)では「孤独」を強く感じ、悩んでいる人が多いですが、コロナの影響もあり全ての世代で心の健康を失っている方がとても増えてきています。
悩んでいる事を声に出して伝えられる人、そうではない人がいます。声を上げられる人はまだ救えるチャンスが多いのですが、そうでない人が非常に多いのです。 

傾聴する姿勢はできていますか?

「共感」や「寄り添う」ことが大事で、まずは存在自体を肯定することです。
その次にどうしたら良いかアドバイスします。これは、親子との会話も同じで、まずは子どもの話に口を挟んではならないのです。
「孤独」に陥っているタイプの人は大人しく聞き分けの良い、育てやすい子、あまり職場内でも主張せず大人しく仕事をしている人が、一番リスクが高いのはご存じでしょうか。
このようなタイプの人は周囲の雰囲気を察知して、平和に過ごすために自分はどうしたら良いのかを優先的に考え、自分の気持ちは置き去りにしてしまう癖があります。「嫌」な事や「否定」したい事も中々言いづらいのです。そして知らず知らずのうちに気持ちを溜め込んでしまっています。
上司と部下の関係になると、尚更「圧迫感」や「抑圧」を受けているように本人は感じてしまう事もある為、そうした状況を考えると、本人の気持ちをまずは素直に受け止められる傾聴姿勢が求められていると言えます。その人の気持ちに寄り添うことから始まり、共感する。そして、存在を肯定した後で、アドバイスなどするべきなのです。
「声を上げられない」方たちに私たちが出来る事を少し考えてみましょう。

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