産業お役立ちコラム

【第2話】ど素人の登山 徳島の秘境「剣山」

【第2話】ど素人の登山 徳島の秘境「剣山」写真

白草社さんの美味しいカレーを食べて、いざ出発。
店員さんに剣山に登る事を話したところ、この地域からも上がっていけるけれども貞光から入っていくと車の運転も楽だとか。親切に教えて頂き貞光を目指します。リフト乗り場のある見ノ越駐車場までは、車道が狭いところもありますが少し避ければすれ違いが出来るので、そんなに大変でもありませんでした。

自然の中をドライブする気持ちよさ

穴吹川沿いに走るのですが、透明度が高くて綺麗です。車を路肩に停めて川の美しさに浸ります。山並みも綺麗です。

穴吹川.jpeg

リフトに乗ります

駐車場に到着して次はリフト。スキーやスノーボードに慣れている方は何とも思わないと思いますが、リフトが結構怖い。怖くて1台目は乗るタイミングが合わず、見送りました。セーフティーバーもなく、背もたれも腰のすぐ上までしかない。しかしリフトに慣れてくると周りの景色も楽しめるようになります。そしてふと後ろを見てみると自分がどれだけ高いところにいるのかリアルに感じます。景色が綺麗なのに怖くてまともに後ろが見られません。

リフト.jpeg

いよいよ登山スタート!

リフトを降りると幾つかのコースがあります。
私は一番楽な「遊歩道コース」にしようと思っていましたが、「時間が遅いから暗くなると危ない」とリフト乗り場のおじさんに教えられ、片道1時間の大剣道コースから行きました。
歩き始めたのは15時。明るいうちに到着できそうです。

剣山スタート鳥居.jpg

登り始めて10分。息が上がり既に心臓が爆発しそう。登山って当たり前な事なのですが、ずっと足元が悪い上り坂なんですよね。靴と手袋、購入しておいて本当に良かったと思いました。気にせずちょっと木に掴まりたい時や、転びそうな時も手を使えます。

足元も、疲れてくると足が上がらなくなってくるので、転びやすい。靴がしっかりしていた事で、捻挫しやすい私も何度も救われたなと思う場面がありました。

山の中腹にある大剣神社で、頂上まで無事に到着できるようにお願いをします。

大剣神社.jpg
この神社の看板を見ると「天地一切の悪縁を断ち、現世最高の良縁を結ぶ」と書いてあります。どんなご縁が切れて結んでくれるのか気になります。
多分ご神体はこの建物の後ろにある大きな岩なんでしょうね。剣山は、こういった奇石が幾つかあって登山中の楽しみの1つです。

登山後半疲れ果てる

1人で登っているのでだんだんと心細くもなります。途中にあった熊出没の注意喚起の普通じゃない看板。疲れていて撮影どころではなく、写真を撮っていなかった事が残念なのですが、「熊にエサをやらないでください」と書いてあったんです!こんなところでエサを熊にやる人がいるのか?と看板にツッコミを入れたくなるメッセージ。

疲れ果て座っていたら霧が濃くなってきました。そして少し暗い。「遭難」の2文字が頭をかすめます。
山登りは、明るいうちに早めに登る事を、身をもって体験しました。旅行から帰ってきて会社で話したら、「エサになるところだったかもしれないね」と言われ、「なるほど。私がエサ・・・」と妙に納得させられました。

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