産業お役立ちコラム

超加工食品を食べている男性は

超加工食品を食べている男性は写真

ハムやソーセージ、スナック菓子、清涼飲料水、ドーナッツやナゲット、インスタント食品、普段の食生活の中で結構お世話になっている人も多いと思います。このような超加工食品の多くは高カロリーで、脂肪と塩分が多く含まれ、良質なタンパク質や食物繊維は少ないです。

男性に多い大腸がん

このような食品を多く食べている男性は、ほとんど食べない男性に比べて大腸がんの発症リスクが29%高いという研究結果が出ています。
とくに動物性食品を含んだ加工食品が腸内細菌叢のバランスが変化し腸内環境が悪くなり、がんの発症リスクを上昇させている可能性が高いと言われています。

腸は第2の脳と言われているが実は・・・

「腸は第2の脳」とよく言われていますが、脳の神経細胞は腸から生まれています。さらに「人格」や「感情」、「好み」といった脳の本能的な部分に、腸が深く関わっていることもわかってきています。という事は、腸が食べたいものを決めている可能性が高いと思いませんか?腸内環境のバランスが悪いと悪い菌が好きな食品を欲している可能性も考えられます。

「疲れたぁ、ちょっと食べたい」という時にポテトチップスやチョコレートに手を伸ばしてしまう。ちょっと小腹が空いてインスタントラーメンを食べてしまう。加工食品が食べたいと思った時は、腸内細菌が悪いものに支配されていると思って自分に「ちょっと待った!」をしよう。免疫細胞の多くは腸にあり、ストレスや自立神経、睡眠にも大きく関わっているので、こういった食生活を変えていくだけで、様々な悩みから解放されていくかもしれません。

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